女子短について
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学長挨拶

  2016年度より学長を務めております星野智子でございます。現在、閉学に向けての大切・重要な時期をしっかりと誠実に教職員一丸となって教育活動に邁進しております。 本学は62年間、建学の理念「世に役立つ人物の養成」を教育の根幹とし、充実した女子教育を行って参りました。とくに2016年5月に本学の閉学が決定しましてから、以下のことを心がけて取り組んでおります。

  1つ目は、教職員が手厚い教育・指導を行い、学生の習熟状況を詳細に把握し保証人とも連携をとらせていただいていることです。時間割に組み込んで毎週行っている「クラスの時間」では、専門性が高まる授業や社会人になるための教育実践活動を行ったり、各科・専攻に特化した進路指導を行っています。また、教員と学生の個別面談を通して一人ひとりの状況を把握し、習熟が高まるように教育体制を整えています。夏季休暇中も学生の要望に応えられるように、教職員が出校体制を整えて教科・学外実習・進路指導を行っています。

  2つ目は、学生が学生生活を楽しめるように七夕祭りを行ったり、スポーツ大会を企画するなど、短大に活気が溢れていることです。七夕祭りでは製菓・栄養士コースの学生はスイーツや料理を作り、幼児教育科の学生は飾り付けやダンスパフォーマンスを行い、またライフプロデュース専攻の学生は浴衣の着付けなど、全科学生たちが演出・創作に係わり、大変盛況でした。学園祭は台風の影響を受けましたが、大雨の中、たくさんの方々にご来場いただき、学生達は日頃学んでいる専門につながる模擬店の出展や発表を行い、「本当に楽しかった。ステキな思い出だった。」と喜んでいます。11月にはスポーツ大会、12月にはクリスマスパーティも行って参ります。

  3つ目は、学生一人ひとりと学長面談を行い、閉学にむけての学生指導・本学の課題を把握し、対処・善処していることです。学生とはしっかりと話をし、進路のこと・授業のこと・学外実習のこと・行事のこと、さまざまな悩みや要望を深く聞き、学生からは「学校は楽しいです。」という言葉もたくさんあり「閉学になってしまうけれども、私はこの学校に来てよかったです。」「女短にきて本当によかったです。」と言ってもらえたことは嬉しいことでした。卒業時に全学生から同様の言葉を聞きたいと思います。

  4つ目は、学生に建学の理念に基づいた自校教育を教授していることです。2016年入学式のオリエンテーションで「建学の理念とホスピタリティ」という講演を実施し、今年の4月には理事長に「楽しい生き方」の講演をしていただきました。2017年9月のクラスの時間では、私から「思いやりと礼節と女性の生き方」を結びつけた講話を行いました。心の教育を行い、学生たちの卒業後の人生も豊かで実り多いものとなるように指導を行っています。

  5つ目は、教員皆が大阪緑涼高等学校との高大接続授業を熱心に行っていることです。他短大へ進学する生徒に専門を分かりやすく教授する授業を高大接続プロジェクトが構築し、高校の先生方にも協力いただきながら、毎週月曜日と金曜日100分授業を行っています。藤井寺キャンパス内の短大と高校が真に近くなり、本学教員も生徒と日頃のコミュニケーションを図る中で、進路のアドバイスをしている光景も見受けられます。

  6つ目は、最後まで卒業生を大切にしていることです。閉学決定後に説明会・茶話会を開催いたしました。また、今年の同窓会は参加者も多く盛況で、中にはハワイからも駆けつけていただいたり、50年ぶりに本学を訪ねてくださった方々もおられました。その後もたくさんの卒業生が短大を懐かしみ、教職員と語らいに本学を訪ねていただいております。2016年・2017年学園祭の折には「卒業生の集い」を開催し、卒業生のご心配事・ご要望も具体的にお聞きして組織として対応させていただいております。再就職支援もキャリアサポート室を中心に遂行しております。

  7つ目は、地域貢献を続けていることです。9月には谷岡一郎理事長が藤井寺市の小学生を対象に自ら開発された「T3パズル」を使った公開講座を行い、多数の参加者が楽しみました。12月9日にはロボットプログラミングの公開講座を実施します。藤井寺市の子育て支援の一環として、つどいの広場「ユッタリユックリ」を実施していますが、2017年は保育・幼児教育・食育の専門家が現代の子育て家庭に必要な知識・実践をわかり易く特別講座で教示しています。大阪商業大学附属幼稚園の園児や保護者の方々にも遠足や絵本講座で本学に来ていただき、藤井寺市の親子とも交流し、本学学生も参加しながら楽しく充実した子育て支援を行っています。

  8つ目は、閉学後の体制をきちんと整えていくことです。2018年4月以降1年間は専門の職員が再就職支援・相談など受け入れる体制をとり、証明書発行は藤井寺キャンパス事務局が行います。2018年3月18日に閉学式を行い、62年の歴史に幕を閉じる予定ですが、記念室を作り、卒業生が思い出に浸ることのできる場所を構想中です。

  このように、在学生・卒業生・元教職員・地域の方々に対して、教職員一丸となって真摯に教育指導・支援を行っております。本学は最後まで大阪女子短期大学の誇りをもって教育し、卒業生支援を引き続き熟考してまいります。本学学生が活き活きとし、季節折々の花々や木々が美しい本学にぜひ遊びにいらしてください。

2017年11月
学長 星野智子

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